コンピューターを導入するにあたって、最も肝心なことは「何を(メーカー)使うか?」では無く、「何をするのか?」が先なのです。
『あれも出来ます。これも出来ます。』
と、やたら帳票をプリントしていかにも高度な事をやっている気分に
浸っているだけの事で、お店の客数、売上には何も役立っていないのが
現実の姿なのです。
1. 過去の実績を集計して分析ごっこをして何の役に立つのでしょうか?
いくら分析しても、分析だけでは何の効果もありません。医者に例えると診断ばかりして、一向に治療しない医者と同じ、つまり『診断すれど治療せず』と言う事と同じことなのです。
2. 過去をどのように分析しても、過去を変える事は出来ません。
どんな名医でも死んだ人を生き返らせる事は出来ません。過去は、良くても悪くても所詮過去なのです。
3. 現実に、理美容室で導入されているコンピューターは過去の分析ばかりしているのです。何故かおわかりでしょうか?
コンピューターは知っているが、サロンの仕事、サロンのマーケティングについては素人ですから、「こうすれば客数が増える」、「こうすれば売上が上がる」と言うような経営に対する基本的な思想がありません。そこから、経営者が一番求めている、ニーズに応えるようなソフトは生まれません。
コンピューター導入の目的は今よりもっと「客数」、「売上」を上げる事では有りませんか?
これが、本来経営者のニーズであるべきではないでしようか?
理美容業界で使われているソフトは大別して二種類です。
1.過去の実績を集計して統計資料ばかり作っている・・・・「実績集計型ソフト」 = 従来の顧客管理ソフト
2.来月、再来月、将来の客数、売上をアップするための・・・・「アクション型ソフト」 = SCOOP
あなたはどちらが重要だと思いますか? 十分検討していただきたいのは、ソフト(アプリケーションソフト)が真に「アクション型ソフト」か過去の集計ばかりしている「実績集計型ソフト」か?と言う事です。
それを見極める"目"が重要です。
07/06/06 美容システム総合研究所ホームページ開設しました。