2015年
正統派「美容室経営学」研究会
人は20%の理性と80%の感情で行動していることをご存じですか?
学問的視点から消費者行動を集客に結び付ける方法とは
市場全体が成長し経済成長の波に乗って好業績を上げることが出来た時代から、市場が縮小し主体的努力によってのみ業績が左右される時代へと大きくシフトしている市場環境に果たして気が付いておられるでしょうか?
相対的に「需要>供給」の時代には、繁盛店の三大要素は「技術」「接客」「設備」と言われたものですが今やすっかりその地位を失った感は否めません。その理由はどこもこの三大要素のレベルが高くなり同業者間のバラツキが無くなったことから差別化の対象になりにくくなってしまったのです。
一方、現下の業界環境は少子高齢化と人口減少傾向に対してサロンは依然として増加の一途をたどっており、「需要<供給」と云う180゜の変わりようですが、これは一過性のものでは無くこれから更にこの傾向は強くなるでしょう。「需要>供給」の時代を過ごされた経営者のみなさまはこの余りの変貌の対応に戸惑っておられるのではないでしょうか?
つまり明らかに美容業界は「技術から経営」に変化しており技術は必要条件ではあるが、充分条件ではなくなったと云う事です。美容業界もすっかり経営の時代に突入してしまったのです。
さて、技術のプロとして自他共に認めている皆様ではあります、が果たして経営者としてもプロでしょうか?
この点には失礼ながら疑問符を付けざるを得ません。立場は100%経営者ですが振り返ってみるとこれまでの人生の大部分は技術者人生では無かったか? との問いには「言われてみると」認めざるを得ないのではないでしょうか。
工業製品の場合、技術によって生まれる品質そのものが消費者の選択肢の主要な部分を占めることになりますが、美容室の場合は神通力を失った「技術、接客、設備」の上に顧客とのリレーションシップやおもてなしが今大きくクローズアップされているのです。
しかしながらこのテーマも従来業界で一般的に行われている様な講習では無く、学問的に研究したうえで高度なリレーションの構築とおもてなしにはやはり学問的考察は欠かせないものです。
そこで前回につづいて今回、社会学博士であり関西大学現役教授の池内 裕美先生に貴重な時間を割いていただき社会心理学的見地からご講演をいただく機会に恵まれました。美容業界では初めての機会です。ぜひご出席ください。
日時 | 2015年9月7日 (月) 14:00〜17:00(14:00受付) |
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場所 | NLC新大阪11F(カンファレンスルーム) 大阪市淀川区西中島3-9-13 (ご出席者には別途地図を送付します) |
【内 容】
Ⅰ.顧客の固定化とリレーションシップマーケティング
Ⅱ. 特別講演
<美容室を社会心理学的見地から考察する>
「サービスマーケティングと顧客対応」
感情労働者としての顧客の対応に関する学問的視点とは?
モノに対するマーケティングは既に多くの学者により研究され産業界でも実践されている。
近年、サービス業の発展と共にサービス業にマーケティングを取り入れることが重要となってきたが、美容業はサービス業の代表的業種であるにも関わらず、この点での学問的研究は必ずしも進んでいないのでは無いか?
今回は学問的視点から、適切な苦情対応や顧客サービスのあり方を見直す機会になれば幸いである。
特別講師
◆会場手配の都合により7月20日までにお申し込みください
お申込みいただいた方には正式ご案内をお送りさせていただきます
電話 | 06-6885-8272 |
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FAX | 06-6885-1134 |
メール | info@bs-labs.com (アイエヌエフオー@ビーエス ハイフン エルエービーエス ドット コム) |
お申込み資格 | 経営者と経営者同伴の幹部スタッフの方一名まで可 (従業員教育とは違いますのでスタッフのみのご参加はご遠慮ください) |
参加料 | \7,000/店(サポートご契約サロンは\3,000)人数には関係ありません |
beauty SOLUTION
美容システム総合研究所
大阪市淀川区西中島3-7-13 NLCサクセスビルイースト403
Tel 06-6885-8272 Fax 06-6885-1134